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ミントデザインズ 2016-17年秋冬コレクション – 近未来的なアナログ世界 | ファッションプレス

ランゲ&ゾーネ コピー
ミントデザインズ 2016-17年秋冬コレクション – 近未来的なアナログ世界

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ミントデザインズ(mintdesigns)が2016-17年秋冬コレクションを2016年3月14日(月)に東京ラフォーレミュージアム六本木で発表した。

静まり返った無機質な空間に冷ややかな空気が漂う。「プラスティック シティ」というテーマに思い浮かぶのは、近未来的なデジタル世界だろう。しかし、提案されたのはおもちゃのような、どこかアナログの残るムード。なぜなら、模範とされたのはポストモダンの代表的存在として一役を担ったエットーレソットサス。彼の作品には、ポップな温かさがある。

今季のワードローブもそれは同じで、“ニセモノ”を組み合わせて作られたファニーな演出が絶えない。フェイクファーは、カラーによって切り取る毛の長さを変えたジャカードのように。電子的な柄に不釣り合いな、手の込んだ温かみある素材である。そこにプラスされたのは、同じくフェイクのレザー。人工的なマテリアルは共通だが、異なる風合いの掛け合わせが新鮮に映る。

洋服たちを飾るタックプリーツは、あらゆるところに散見された。波打つファブリックは、ごく自然と体を立体的に見せる。ウエストに施してくびれたラインに添わせたり、スカートのフラウンスを大げさに見せるために大胆に横切ったり、縦横無尽に駆け巡る凹凸が時に戯具っぽいニュアンスをみせる。大きく小さく変化し、楽し気にリズムを生み出している。

ブーツやコートについたジップ使いで取り換えられるパーツ、ビニール素材を刺繍で生地に縫い付けた丸いパッチのようなモチーフといった自由なデコレーションは、デザイナーの2人に言わせれば“無駄とも思える装飾”。しかし、これこそがなくてはならない存在なのではないだろうか。「プラスティック シティ」は、無意味に羅列されたモノで組み立てられていく。そして、近未来的なアナログ世界という矛盾を孕んだ魅惑的な異空間を築いていた。
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